こんにちは!
転職回数6回の理学療法士みんとです。
今回は”転職回数が多いことは転職に不利なのか”ということについて書きたいと思います。
また、転職歴の多い人が転職歴が不利にならないように履歴書の書き方についても考えていこうと思います。
結論
まぁ、私はまだ人生半ばなのですが、そこそこに転職を重ねていて、毎回採用をいただいております。
そんな筆者の考えとしては、転職回数が多くても気にしないで自分の働きやすい職場を求め続けることは悪ではないと思います!
欧米人からしたら
「不満のある職場に居続けるのはクレイジーだ!」
なんだそうですよ(笑)
ただし、日本人からしたらまだまだ転職に対するハードルは高いですし、転職歴が多い人を嫌う傾向にあります。
なので、転職歴が多い人が転職活動で成功するために大切なことを書いていきたいと思います。
退職理由で避けるべき事由
とはいえ、転職歴が多い、または1職場での勤務期間が毎回短いとどうしても”やめぐせ”があると思われてしまいます。
やめぐせがある=採用してもすぐに辞められてしまう可能性がある
と言うことなので採用担当者は積極的に取りたがらないかもしれません。
そこで、まず一つ転職歴が多い人の注意点は”退職理由がしっかりと納得できる理由か”どうかが大切です。
ここで、避けたほうが良い理由は例えば以下のようなものです。
- 上司が嫌だった
- 仕事が多かった(少なかった)
- 同僚が嫌だった
- スキル不足だった(逆に仕事が物足りなかった)
- 病気になった(自分が)
この避けたほうが良い理由の共通点は”原因他人説”です。
俗に言う”人のせいにしている”と言うことです。
当たり前のことですが、ネガティブで何かあったら人のせいにする人と一緒に仕事をしたくないですよね。
なので、本音は上記のような理由でもしっかりと自分の中で止める理由を分析して、”それらしく”履歴書や退職理由の説明を考える必要があります。
退職理由として納得できるものとは
上記に述べた理由に該当する場合はあまり正直に退職理由を話しすぎないほうが良いでしょう。
筆者は退職してからの(つまり一度無職)になってからの転職はお勧めしませんが、仮にもしもうやめてしまっているとなると特にしっかりと退職理由を考える必要があります。
例えば以下のように言い換えましょう。
- 貴社(次の面接先)のジャンルについて学んだから
- 結婚等家族状況の変化
- 家族の介護が必要になったから
- 実家の家業を手伝っていたから
- 学びたいことがあって時間をとったから
- 前職ではワークライフバランスが崩れそうになったから
ここで大切なのは、嘘をついてはいけないと言うことです。
嘘にならないように、なるべくポジティブに言い換えるのです!
馬鹿正直にネガティブな理由(前職の悪口)を履歴書や職務経歴書に書いたり、面接で言う必要はありませんが、あまりにかけ離れた嘘を言うとほころびが生じて信頼を失う可能性大です。
ここは本当に転職歴の多い人はしっかりと考えてください。
そして、前に述べた納得できる理由の中に、
- 次の職場に関することを学んでいる
- 退職して勉強する時間をとりたかった(その結果身になった)
この2点はかなり企業側にとってはプラスに捉えてくれることになります。
私は理学療法士なので、医療従事者の方はわかりやすいと思いますが、資格を持っているからといって活躍の場所は多岐に渡ります。
自分の今の職場と自分の興味を持っている分野が変わってくることは往々にしてありえるでしょう。
その際には転職してから勉強するのではなく、すでに現時点で勉強をしているというアピールが非常に大事です。
また、医療従事者以外でも、TOEICを受けてみたり、簿記を受けてみたり、働きながら何かしらの勉強をしていると、その知識を活かして働ける場所に内定をもらいやすくなります。
なので、嫌だからといって辞める前に何かひとつでも自分のために勉強しているとその後の活動が楽になるでしょう。
ご参考までにこのような記事も以前書きました。
余談ですが、筆者は企業ガチャ外れまくってブラック続きだったので、本気で社会保険労務士の資格試験に挑もうか悩んだことがあります(笑)
また、退職理由以前に退職に困っている方は退職代行のサービスもあります!
履歴書はどう書くのが良いのか
そして、退職理由をしっかりと考えたら履歴書を書きましょう。
履歴書はあくまで箇条書きでどのような学校を出て、どのような職場で働いていたのかをかくだけなので、退職理由は基本的には”一身上の都合”で良いです。
また、履歴書には何か係関係で積極的に活動をしていたり、役職を与えられていたら必ず書きましょう(当たり前ですが)。
そして、理学療法士や作業療法士の場合はどのような分野の病棟もしくは施設に従事していたのかも書くと良いです。
履歴書はあくまでサラッと書いてくださいね。
職務経歴書で特に気をつけたいこと
さて、職務経歴書も前職での活躍をアピールするのにとても大切です。
職務経歴書には前職でどのような仕事を行っていたのかを書いていきますが、転職歴が多い場合はこの職務経歴書で自己アピールするのが良いと思います。
職務経歴書をしっかりと書いて頭に叩き込んだら面接に行く、と言う形です。
以前のブログで転職歴が多い人は以前働いていたものを発信してGIVEの精神で仕事をするとよいと少し触れました。
こちらです。
前職での当たり前が、次の職場ではまだ取り組まれていなくて改善の余地があると言うことは割とある光景だと思います。
その前職での知識やノウハウを活かして次の職場に貢献できることをアピールしていくことが一番転職歴を味方にすることができる方法だと思います。
他業界への転職だと難しいと思いますが、同業への転職であれば以前の知識をどのように活かせるのかを面接官ないし採用担当者にわかってもらえれば良いのです。
職務経歴書に頑張った仕事内容をしっかり記載して、その話を面接で広げれば転職歴はデメリットにはなりません!
しっかりと前職での活躍をアピールして、どれだけ貴社に貢献できるかを記載しましょう!
具体的にはこのような例を挙げてみました!
- 感染対策委員長をやっていたので、コロナ対策はしっかりできます
- 褥瘡対策委員会に所属しており、ポジショニングの知識があります
- 市の健康教室を受け持っていて集団体操ができます
- 他職種連携で〇〇のような成果を上げました
- 〇〇学会で△△の症例発表をしました
- プログラミング知識を活用してHP制作をしました
- YouTubeで施設紹介動画を作っていました
うーん…理学療法ネタは私の体験談です(笑)
どうしても医療職よりの例になってしまって申し訳ないですが、このようにしっかりと自分の実力や経歴をアピールしましょう。
職務経歴書や履歴書の書き方は転職エージェントに相談すると添削してもらえます。
転職エージェントを使う際はいくつか登録して、一番信頼できる担当者さんを見つけましょう。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
転職は人生でとても大きな決断です。
下手すればリスクを伴いますし、内定をいただけない場合は自分を否定されたような気持ちになると思います。
しかし、その転職活動には自分の活動や今までの努力を振り返る貴重な時間が含まれています。
しっかりと自分を見つめ直して、ネガティブ→ポジティブ に脳内変換できるようになれば人生も好転するのではないかと思います。
皆様の能力を正しく評価してくれて、楽しく働ける職場に出会えますように!