こんにちは!
31歳転職回数6回のみんとです!
ブラック企業経験と転職についてブログを書いています!
前回の記事で転職回数が多い人が書類作成するポイントについて書かせていただきました。
今回は、転職回数が多い人むけに面接で伝えるべきことを筆者の体験から書きたいと思います。
そもそも、転職回数が多いと言うだけで採用担当者は身構えるものです。
面接まで持ち込めれていれば内定をいただける可能性は高いためさらに面接の心構えをお伝えします。
体験談多めの長い記事になっています。
興味のあるところのみでも構いませんので、何かの役に立てば嬉しいです。
目次
結論 転職回数が多い人がアピールすべきこと
転職回数が多い人が面接でアピールするべきこととは…
- 自分の適応能力の高さ
- 前職をどうやって今回の転職後に活かすかのビジョン
- 自分の抱く将来像と今回の転職の相互作用
- 転職後に長く勤めたいという信念
この4つについてしっかりと自己アピールしてみましょう。
やや抽象的になりますが、しっかりと
転職回数が多いというマイナスイメージを払拭することが必要です。
では、詳細の説明をしていきますね!
何回転職するとマイナスイメージに繋がりやすいのか?
まず、”転職回数が多い”と言うのは転職回数がどれくらいからイメージが湧くのでしょうか?
大体、4回以上転職していると、事業所側は”転職回数が多いな、長続きしないのかな?”と思うようです。
こちらのリクナビNEXTさんの記事では転職回数についての調査が詳しく書かれています。
この4回もしくは5回の転職回数に引っかかりそうな方は今後の面接のアドバイスを読んでいただけたらと思います。
転職回数が多い人のイメージ
そもそも、転職回数が多い人のイメージは以下のようなものがあります。
- 飽きっぽい
- 我慢ができない
- 理想が高い
- 客観的に自分を見られない
- コミュニケーション能力が低い
- 原因他人論
といったところでしょうか。
飽きっぽい、我慢ができない、は「石の上にも三年」と言うことわざがあるように、日本人は苦しくても頑張るのが美徳とされている背景があるのだと考えます。
その概念があると、「3年は働かないと我慢が足りない」と言う認識になりやすく、一般的には最低3年は一つの企業にいるのが通説になっている気がします。
理想が高い、と言うのは「自分の能力にこの職場は合っていない」と考えて辞めるような人のことをさしています。
そもそも、私の考えとしては、いかなる場所でも自分の能力を惜しみなく出せる人が真に仕事のできる人だと思っていますが、中には自分のパフォーマンスが低いことを職場のせいにしてやめてしまう人もいます。
客観的に自分のことを見られない人というのは、「そんなことで辞めなくても…」というような理由でやめた場合の人のイメージです。
例えば、「なかなかお客さんを取れなくてやめます!」と入社してすぐにやめてしまうような人です。
常識的に考えたらまだ半人前でも仕方ない状況で自らを追い込んでしまったり、客観的に自分のおかれた状況を見極められずにやめてしまう人もいます。
コミュニケーション能力が低いというイメージは、退職理由のうち大きな割合を占める”人間関係の悩み”があることから想像されます。
ある程度仕事ができなくても、職場の人間関係が良好であれば人はなかなかやめません。
しかし、職を転々としている人はどうしても人間関係の構築が苦手だと思われがちなんですね。
原因他人論も同じであり、「自分がうまくいかないのは会社や周りの人間のせいだ」と何でもかんでも周りのせいにしがちな人だと思われやすいですね。
マイナスイメージを払拭するには
前の項でも説明した転職歴の多い人のイメージを踏まえて面接に挑むにあたって
自分をアピールしすぎてもダメ
自己評価低くてもダメ
という非常に中途半端な結論になります。
「今までの会社が合わなかった」といえば「この人は周りのせいにする人だ」と捉えられかねません。
しかし、「自分の能力不足」や「職場の雰囲気が合わなかった」と言えば「コミュニケーション能力が低い」とか「仕事を任せて大丈夫かな」と思われてしまいます。
そこで、うまく今までのことをうまく前向きに捉えて面接を進めていく必要があります。
面接でのアピール方法
具体的にはどうしたら良いのかを筆者の体験から書いていきます。
アピールするポイントを冒頭で述べた4項目にまとめさせていただきました。
かなり抽象的になってしまっているため、筆者の場合の例を織り込んでいます。
理学療法士という専門職のため、一般企業の方からすると少し異質な感じもするかもしれませんがご了承ください。
もし、一般的な面接やビジネスコミュニケーションに不安がある場合はコミュトレというサービスがおすすめです!
私も体験を申し込んだことがあるのですが、経験則のみでなく論理的にコミュニケーションについて学べて無料体験だけでも参考になりました。
しつこい勧誘などはないため、すぐに転職に活かしたい場合は無料体験のみ参加して面接についての参考にするという使い方もありますよ。
自分の強みを知って自信にするのもアリです!
自分の適応能力の高さ(即戦力になる)
これは言わずもがなです。
新卒ではなく転職という前提で、全ての場合において採用担当者は即戦力であればあるほどありがたいです。
しかし、業界ごと変わる転職もありますよね。
その場合でも何かしら前職を活かせる場合があると思います。
その共通項を探してアピールすることをオススメします。
筆者の場合は、このパターンのアピールをした転職が2回あります。
ケース① 急性期病院 → アパレル店員
最初に謝ります。この転職は今までブログで明かしていません(笑)
短期間だったのと、アパレルの転身について需要があるか謎だったので経歴から抹消していました!
実は筆者、一度大手アパレルで勤務したことがあります。
(本社とかではなく店舗の弱小社員なのですが)
まぁ、これはこのアピールが効いたのかどうかはよくわかりませんし、誰でも採用されたのかもしれませんので、軽く流す程度にしておいてください。
この全然違う業界への転職でアピールしたことは以下のようなことです。
- 病院というシリアスなところで培ったコミュニケーション能力
- 急性期病院でさまざまな年代の方の生活を知る機会があった
- 短時間で相手のニーズを聞き出す能力
コミュニケーション能力はもちろん接客業なので必須スキルです。
ましてや病院という精神的に困っている人とのコミュニケーションをとってきたことをアピールしました。
また、急性期病院では生後半年〜108歳までの方の担当を認め、その患者様ご本人のみでなくたくさんのご家族様と関わることができてどの年代の方ともコミュニケーションととる機会に恵まれました。
そして、理学療法士はその患者様の主訴やニーズを把握してその方に合わせたプログラムを組むプロフェッショナルです(自分で言って恥ずかしいですが)。
洋服を選ぶ際にも、その方がどのような場面で着る服が欲しいのか、どのような機能性が欲しいのか、洗濯方法はその方の生活に合っているかなど、個人個人のライフスタイルが大きく関わります。
なので、その人の生活に合わせた提案をすることに長けているとアピールしました。
ケース② 回復期病院 → スイミングコーチ
この転職においては、アパレルへの転身よりはわかりやすいと思います。
回復期病院の理学療法士は数ヶ月単位で患者様と関わって、その方のゴール到達を目指します。
スイミングのコーチも子供たちが泳げるようにサポートします。
どちらも中長期的なスパンで患者様もしくは子供たちの能力の獲得につなげる職業ですね。
なのでここでアピールしたことは
- 目的達成のための課題発見力
- 前向きにさせる言葉がけの能力
この2点です。
つまり
どのような職業を歩んでいたとしても、何かしら自分のスキルが次の仕事に活かせる場面があると思います。
自分の持っているポータブルスキルがどのように転職後に活かせるのかをアピールしましょう。
そして即戦力になることのアピールにつなげましょう。
筆者の場合もアパレルなんてほぼほぼこじつけみたいなもんですが、自信を持って「あなたの会社に貢献できます」と伝える根拠になれば良いのです。
ちなみに、ポータブルスキルという単語を初めて効いた方はこちらの動画がとても参考になります。
毎回毎回リベ大です。
リベ大信者化しておりますが、非常にわかりやすいのでぜひ。
前職を今後の仕事にどうやって活かすかのビジョン
前の項目の即戦力とかぶってしまうのですが、前職で熱心に取り組んだことが今後、次の職場でも使えますよ、というアピールが必須です。
転職回数が多いことを武器にできるチャンスだからです!
こちらも、筆者の具体的な体験を参考にしていただきたいと思います。
ケース3 介護施設中間管理職 → デイサービススタッフ
一度緩和型デイサービスの管理者を務めたことがあります。
その時は前任の管理者がご家庭の都合で急遽退職してしまい、引き継ぎも不十分なまま、採用後4ヶ月での管理職に抜擢されたというびっくりな状況でした。
その後、その施設はコロナでやむをえず閉業してしまうのですが、その次に採用されたデイサービスでのアピールに使えました。
そのデイサービスはそもそもオープニングスタッフの募集だったため、管理職経験が重宝されたのです。
しかし、この時のデイサービスは色々あってオープンできず、既存の施設勤務になってしまいました。
ただ、一度管理職をやっていた経験はかなり有利だったと思います。
シフトを組んでいたり、ケアマネさんや他職種との連携の能力をアピールできました。
ケース4 デイサービススタッフ → 有料老人ホーム
これは、ケース3の次の施設への転職でアピールした内容です。
ケース3のデイサービスでの勤務中に、業務改善の一環を任せてもらえる機会がありました。
そのデイサービスではスタッフの休憩時間がなかったり、パート勤務なのに残業代が出ないという現状でした。
いや、普通にブラックだろ!
そう、ブラックですね〜。
このブラック企業のことも、今後詳細を記事にしようと思っているので、乞うご期待!笑
すでにブラック企業撲滅運動(仮)をおこなっていた私はこの状況に我慢ならず、介護のフローチャートを見直したり、タイムカードと給料のすり合わせをして証拠を集めて本社に訴えたりしていました。
この行動力を次の職場の有料老人ホームへの転職の時にアピールしました。
また、この時すでに5回目の転職(あ、さっきカミングアウトしたアパレルも含めると6回目)だったため、職場の人間関係についてもかなり熟知できていました。
なので、本社の人事部長とのリモート面接で以下のようなやりとりにも柔軟に対応できました。
働いていると、苦手な人や自分と合わない人がいる場合があります。そんな時あなたならどう対処しますか?
自分が嫌悪感を抱く相手というのは、自分の嫌なところをついてくる場合だったり、何かしら自分の足りないところを露呈する人や、自分とは異なった見方をする人だと思います。
なので、苦手な人ならとことん関わって自分の足りない場面や、自分と異なった見方について考えることが必要だと思います。
人間相手の職業なので、職員同士の人間関係の脆さが重大事故につながるリスクファクターになります。
ものすごく…
安心な考え方をしてくださる方ですね…。
これは筆者の面接史上最高に良い答えを出せた神回です!
面接慣れがものを言ってきました(笑)
とまぁ、冗談は置いておいて…
前職までの経歴をしっかりと今後の職業に置き換えて話せるかがポイントです。
自分の描く将来像と今回の転職の相互作用
これについては、自分が今後どのように働きたくて、それが企業側と自分側にどのようにメリットがあるのかを示すのが重要です。
ケース5 有料老人ホーム → 同一法人内のいろんな施設兼務
これは直近の転職についてですね。
もう私はこの時期には”浅く広くのプロフェッショナル”となっていました(笑)
そして私の目指すところは、いろいろな転職を重ねて感じた「職員同士がお互いを尊重して働ける職場」を作りたいという思いでした。
上司と部下、介護職と医療職、お互いが幸せに働くことで利用者様にも還元できると思っています。
しかし、実際の介護現場は忙しくピリピリしており、その雰囲気が利用者様に伝わる場面が少なくありません。
そんな場所に仮に自分の家族を預けると思うと嫌なので、その雰囲気からどうにか変えていきたいというのが願いです。
そのためには少し立場的なものも上に立つ必要があります。
この転職ではさまざまな施設をたくさん近場で運営している企業への転職でした。
なので、曜日や時間帯で異なる施設に行き、兼務させていただいております。
私は将来的に現在の企業で少し管理職的なところまで行けたらいいなと思っておりますので、このさまざまな施設の兼務はありがたいです。
そして企業側も兼務して効率よく収益を上げてくれるセラピストというのは貴重だと採用してくれました。
このように自分と企業と利用者さんの将来のビジョンが一致するように伝えることも大切です。
転職後に今度こそ長く勤めたいと言う信念
これはもう…。
私に限らず誰もがそうだと思いますが、好き好んであえて転職してる人なんていません。
自分の働きたいとこで長く勤めるに越したことはないんです。
私だって、新卒で入職した時には、こんな転職体験談をブログにするなんて夢にも思ってませんでしたよ!!!!!!!!!
企業側も長く勤めてくれる人材を欲しています。
なので、転職回数は多くても、雇われたからにはしっかりと職務を全うするという覚悟をしっかりと面接で伝えましょう。
これはもう熱意の問題ですので模範解答はありません。
私も毎回ここはしっかりと伝えています。
結果的に転職することにはなってしまいましたが、実際に毎回面接している時には10年以上働くつもりで挑んでいましたからね!
それでも面接が不安な方へ
今回は私の一例をご紹介しました。
しかし、転職に関しては毎回緊張しますし、転職歴が多いだけで門前払いを食らうことも多々あります。
でもなかなか実践的に練習する場所もないのが現状…。
そこで、先ほども少し説明した【コミュトレ】 というサービスがおすすめです!
こちらのサービスでは、実践形式でコミュニティー能力のスキルが身に付きます。
ビジネスに特化したコミュニティスクールなので、実際に昇級試験のプレゼンで合格したというサービス利用者様もいらっしゃいます。
これはコミュトレの公式 Twitterです。
このように的確に面接について考えるきっかけになります。
とはいえ、コミュニケーションを学びたいので最初にコンタクトを取るのすら苦手!という場合もありますよね。
無料の診断やアドバイスを実施しているので気になったらまず試してみてください!
しつこい勧誘などなく、自分の強みやすぐできる改善点を教えてくれますので面接対策に即決しますよ。
もししっかりと理論的にコミュニケーションを学びたければサービス利用で一生物のビジネススキルが身に付きます。
最後に
かなり長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
この記事はかなり私の中で熱量がこもっています。
今までの転職についての体験を割と赤裸々に書いているので、身バレが怖くなるレベル…
しかし、誰か一人でも何かの役に立てば嬉しいと思います。
今度こそ、自分に合う職場を探したい介護職のかた、無料でカウンセリング受けられます!
転職サイトは複数登録がおすすめです。
まずは情報収集だけでも!