こんにちは。
異動や入社や転職で馴染めなかったり、人間関係に悩んでいる方もいらっしゃる頃でしょうか?
そして、なんとなーく今の職場にい続ける未来が見えなくなってきたり…。
なんだか知らないけど別の会社の友達がキラキラして見える!
転職したらもっと楽しく働けるのかな…
なんて”ぼんやり”考えていませんか?
今回はそんな「なんとなーく転職を考え始めてしまった人」に向けての記事を書きたいと思います!
今日は普段スキルアップのために転職を勧めている私ですが、逆行した記事を書いてしまいますよ〜。
- 31歳理学療法士
- 転職6回
- 1歳4歳男の子ママ
- 実家遠方ワンオペ育児
- 1年後に起業するブロガー
- ブラック企業卒
- 喋るのと目立つのが好き
今回の記事を読んでほしい人は
- 職場の人間関係に悩んでいる人
- 他企業の友人が輝いて見える人
- 自分の居場所はここではないと漠然と考えている人
- 転職すれば仕事のストレスが減りそうだと思っている人
上記のような人は一度この記事を読んでください!
- 転職活動をする前にやるべきことの具体例
- その行動によって身に付くスキル
では早速、転職6回の筆者の体験談を含めながらご説明しましょう!
目次
こんな転職はちょっと待った!
まず結論から言います。
ただ漠然と転職活動を始めちゃダメだよ!
転職活動はノーリスクですが、転職はリスクを伴います。
そして、企業側はなるべくたくさんの志願者にきてもらって優秀な人を集めたいと考えます。
つまり、入社前はかなり良いことを言う可能性があります。
筆者も体験があるのですが、
最初に聞いていた話と違う…。
と言う経験!
こちらの動画でも両学長が説明してくれています。
勇気を出して転職したからといって、すぐに明るい未来があるわけではありません。
転職が成功だったのか、前の職場の方が良かったのか、それはやってみないとわかりません。
転職にはそれなりにリスクを伴うからです。
今の仕事がうまくいかないのは職場環境や、相性の悪い上司のせいだ、と他人のみが悪いと考えての転職は正直いってあまりおすすめしないんです。
なぜなら、歴史は繰り返されるからです。
転職6回の筆者の個人的感覚では…
2回くらい転職すると、辞め方わかってきて辞めやすくなるよ!
辞めやすくなるけど、辞めた後に良い未来があるとは限りません。
どの職場にも嫌なやつや働かない先輩などは必ずいます!
それは働きアリの法則と一緒なのです!
よく働くアリ:普通のアリ:怠けるアリ
=2:6:2
という法則です。
さまざまな集団から”よく働くアリ”だけを集めた集団を作っても、また同じような比率で働かないアリが出てきます。
なので、どの組織にも怠ける奴はいます!
ムカつくやつもいます!
なので他人のせいにして漠然と転職活動を始めるとまた同じ結果になりかねません。
では、何をすべきなのか?
では、ぼんやり転職したいと考え始めた時に何をしたら良いのか解説します!
まず一番最初にするべきことはこの一択です!
なんで転職したいのかを明確にする!
例えば…
- 人間関係
- 労働環境
- やりがい
などでしょうか?
そしてなぜ転職したいのかを明確にした次にやることは…
転職以外でその問題は解決しないのかを検討します。
いやいや、どうにかならないから転職考えてるんだけど…
本当に、できることをやり尽くしましたか?
具体的には以下のような手順を踏むことが理想的と考えています。
- まずは直属の上司に直談判
- 解決しなければ自分なりの改善策を作成(具体的に)
- 関係他部署を巻き込んでの直談判
- それでも無理なら外部に相談
- 上の4項目と並行しながら転職活動
なんとなく、上司に相談まではしたけど改善しなくて諦めてるって人は多いのではありませんか?
筆者は毎回転職する前はなんとか現在の職場で解決できないかと、上記の手順を踏んできました。
しかし、結局はさらに待遇の良い職場が見つかったりして転職に至りました。
筆者の具体例を挙げて説明したいと思います。
実際に筆者が行った具体例
背景
介護施設にて
前任PTが介護職員とほぼ同じような仕事をしていて、リハの仕事が適当だった。
それは良くないと思い、リハをしっかり行えるように業務改善を試みた。
しかし、介護主任から「前の人はやってくれていたのだから、しっかりと介護の職員人数が揃うまでは前任者と同じように働いてくれないと困る」と言われた。
という背景があります。
これだけ見ると明らかにおかしい状況なんですけどね…。
介護施設におけるセラピストの役割の周知は難しいと感じる今日この頃です…。
①直属の上司に直談判
まずこの件に関して、PTは一人職場だったため上司はすでに”施設長”しかいませんでした。
さらに、介護主任に対してリハの重要性を言える”上”の立場なのは施設長のみでした。
なので、この件に関しての下記2点の訴えを施設長に相談しました。
- リハ職員は介護職員と職域が違うこと
- 加算をいただいている以上、リハビリを最優先で行わなければならないこと
- リハ職員として入社しているので、介護職が足りないこととは関係ないこと
- どうしても人手が足りないときはお互いの協力が必要なため介護職を手伝うと言うこと
これも、得意の文書で記録して見せながら相談しました。
口頭のみでは感情的になりやすいので、あらかじめ話したいことを紙にまとめておくと良いでしょう。
しかし、上司はすぐに介護主任にリハの業務改善について説明してくれることはありませんでした。
まぁ、介護職員が足りないのは私のせいなので、もう少し介護の仕事しっかり手伝ってあげて。
おい、マジで言ってんの!?
②自分なりの改善策の提示
そこで、具体的にどのような改善策を施設長から介護主任に提示してほしいかの資料を作成しました。
汚い手書きでごめんなさい!
iPad使うと図表作り早くなりますねー。
文字の汚さは別として(笑)
このように、どのくらいの業務負担が前任者と変わったのかを図表にしました。
また、加算対象者も倍以上になり(前任者は積極的に取らなかったため)、書類仕事も増えました。
また、前任者が適当に行なっていた物品管理や書類管理等も整理していました。
なので、正直に言って前任者がリハの仕事をサボっていたために介護職の手伝いができていた状況でした。
私はそのような適当な仕事は嫌だったため、リハの仕事を遂行しようとすると到底無理な業務量だったのです。
それを数字や図表にして視覚的に根拠を持って訴えることにしました。
③関係他部署を巻き込んでの直談判
そして、ここまで書類を作成したら、あとは他部署の味方をつけるように努力しました。
看護師やケアマネは他施設でのPTの動き方を知っていたため、この資料を渡して説明してこちらの味方になってくれるように取り込みました(笑)
そして、再度施設長に相談したときに話をつけやすくしたのです。
④外部に相談
この件に関しては外部に相談はしませんでした。
しかし、労働基準法に抵触する場合や、同法人や同会社で連携が取れるところがありそうであれば外部との相談も十分効果的だと思われます。
どのくらい自分に味方がつくかが大切です。
⑤並行して転職活動
そして、ここで転職活動も一応しておきます。
並行してやるんですよ!
転職は情報戦です。
早く長く動いてより良い求人情報に辿り着くことが必要です。
いざ辞めてしまってからお金に困って就職して、前の方が良かった…となっては本末転倒です。
そのことに関する体験記はこちらに書いてあります。
情報戦に勝ちたい場合は転職サイトに登録しておきましょう!
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転職サイトは登録も利用も無料です。
登録して損はありませんよ!
結末
とまぁ、この記事の冒頭にも書きましたが、
結局、転職しました!
それは、良い情報が手に入り、交渉により年収アップと自分に合わせた働き方が可能になったからです!
そして、介護職員の手伝い要員ではなく、セラピストとして働きがいのある職場に行くことができました!
職場での問題解決にはつながりませんでしたが、転職する前の行動は自分のスキルにつながったかなと思います。
直談判のメリットデメリット
ここまで書いて、結局転職することになったのに意味があるのか、メリットデメリットを書いていきます。
メリット
直談判でのメリットは以下の3点が見込めます。
- 問題が解決する可能性がある
- 交渉能力がつく
- 資料作成能力がつく
そもそも、問題解決を前提としているため、転職せずとも問題が解決するのが一番良いと思います。
直談判により問題解決の糸口が見つかる可能性があるのは言うまでもありません。
上司ははっきりとこちらの要望を伝えないと理解してはくれません。
なので直談判により交渉能力と資料作成能力(ライティング能力含む)がつきます。
いかに自分の訴えに正当性があるのかを伝える技術になります。
この交渉能力と資料作成能力は非常に強力なポータブルスキルになりますので、つちかうと将来の自分のためになるでしょう。
そのことに関してゆるく書いた記事があります。
お暇な時にでも読んでいただけたら、筆者の人となりというか、このような経緯に至った経過もわかるかなと(興味ねーよっ)
デメリット
しかし、直談判をするにあたりデメリットもあります。
- 人間関係がギクシャクする可能性がある
- 仕事量が増える
上司に問題を直談判することで、対象の職員が『ちくった』と思うかもしれません。
そうすると人間関係にさらにヒビがはいる可能性もあります。
なので、直談判する前に当事者同士で話し合いを行っておいてから上司に直談判することをお勧めします。
どうしても当事者同士や上司と揉めてしまった場合は退職代行という最終手段もあります!
退職に伴う手続きを本人の代わりにおこなってくれるサービス。
出社不要で辞められる場合もある。
近年では利用するケースが増えており、違法ではない。
悪徳な業者もあるため注意が必要。
退職代行を使う人を批判する記事もありますが、辛いなら気にせず使いましょう!
退職に伴うストレスは非常に大きく、すでに辞めたい時点でかなり精神的に参っていると思います。
自分の心と体を守るため、前向きに次に進むために正式にサービスを利用する権利はありますよ。
だって、それまで頑張ってきたんだもん!
\筆者おすすめの退職代行サービスはこちら/
こちらは東京労働組合がおこなっており悪徳業者ではなく料金も一律で良心的です。
全国対応しているので地方在住の方でも大丈夫!
では、話を戻します。
また、直談判にかかる交渉時間や資料作成時間はもちろ業務中であっても通常業務を圧迫しますし、業務時間外になることも多々あります。
トータルの仕事量が増えることは明らかです。
そこは体に無理のないようにしてください。
文句と提案の違い
ここまで書いて、
偉そうに書いてるけど、大騒ぎして文句垂れてるだけじゃん!
と思う方もいらっしゃるかと思います。
文句というのは「自分が大変なんです!どうにかしてください!」と他人に全てをなすりつけるものだと思っています。
文句ばっかり言っている人ってどこの職場にもいますよね。
しかし、その文句に対しての改善策を提案すると文句ではなく業務改善の一環になるのです。
私の前述の体験談でも、「こことここは介護職の手伝いをするけど、こことここは業務量的に手伝えません」と提案しました。
受け入れてもらえるかは別として、歩み寄りの姿勢は大切ですし、管理職や上司も忙しいので丸投げされても議論ができません。
たたき台になる草案は用意してから交渉に乗り出しましょう。
伝え方もテクニックがある!
あなたは、ここまで読んで見て、今の会社の不満をそのままにして転職活動に動こうと考えましたでしょうか?
考えてみてください。
転職するならもう辞めてしまう覚悟ということですよね?
それならば思い切った行動に出てみても良いのではないでしょうか。
筆者は転職6回のうち4回は転職活動前に上司や最高責任者と直接交渉に出ています。
その経験とスキルが今の仕事につながっており、大きなポータブルスキルとなって筆者のアイデンティティの形成にもなりました。
もし不満があるけど我慢しているのであれば当たって砕けろ精神で交渉してみてはどうでしょう。
その時は辛かったり緊張するかもしれませんが、あなたの人生確実に前に進むと思いますよ!
ここで参考文献的に伝え方の本もご紹介します!
あ、砕けた場合はこちらもどうぞ(笑)
終わりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
転職活動って想像以上に簡単なんです。
新しい職場を夢見ながら前向きに行うことができるので。
しかし、今の職場を良くしようと動くエネルギーってかなり必要。
文句を裏でぐちぐち言いながら不満を抱えて働いている人がたくさんいます。
それなら上司なり同僚なり部下なり、不満の大元を改善しようと努力しなくても済みますね。
ただし、そこで行動を起こした先に自分のスキルアップや、職場の環境改善や、転職で新たな輝ける場所が見つかったりします。
交渉を恐れないでください。
あなたの言っていることが正当であれば誰かしらが味方してくれます。
そして、努力している人の元に運は舞い降りてくるんだろうなと思っています。
この記事を誰か一人でも参考にしてもらえたら嬉しいです。
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