こんにちは!
今日は私のブラック企業の体験談について書きたいと思います。
正直、今回の話はなかなかブラック過ぎて遭遇することはないと思います。
それでも皆さんにお伝えしたい”給料の時効”について書きたいと思います。
- 31歳理学療法士
- フルタイム勤務
- 1歳4歳の男の子のママ
- 地方でワンオペ育児
- 転職6回
- ブラック企業卒
- 目立つことと喋ることが好き
- R5.12に起業目標
今回の記事を書いた経緯
今回の記事は主に筆者がブラック企業を経て知った知識を皆様にお裾分けする意味合いが強いです。
そして、なぜそのようになったかというと、今回二人の情弱(情報弱者)が出てきます。
筆者と会社です!
両方情弱だったのでお互いに未払いの給料について知りませんでした。
この記事は多分、検索にもあまり引っかからないだろうと思います。
そして給料未払いなんてそもそも令和の時代に存在してはいけないと思います。
しかし、まさかの事態が起こることもあります。
筆者もこんな労働闘争に巻き込まれるなんて思ってもいなかったです。
なので、皆さんが情弱で損をしないようにブログに書いています!
面白おかしく
こいつら馬鹿だな〜!
と読んでもらって、少しの知識にしていただければと思います。
結論
未払いの給料というのは時効があります。
その期間は2年間です!
2年間を過ぎると正式に請求することができません!
なので残業代含めて働いたのにもらえていない給料がある場合は期限に要注意です!
1年分の”資格手当”未払い問題
ことの経緯は以下のようになります。
- H30年 長男1歳の頃からスポーツクラブでパート勤務
- H31年4月 フルタイム勤務に変更
- R1年11月〜 給料の遅延発生
- R2年3月 産休取得
- R2年3月 資格手当未払いに気づく
- R3年3月 スポーツクラブ閉店
- R3年4月 次のブラック企業入社(笑)
とまぁ、こんな感じでブラック企業勤めてました。
R1年11月からの給料遅延でしたが、遅れて入るけどなんとか振り込まれる状態が数ヶ月続きました。
その後は、遅れに遅れて給料日も不明確、いつの給料がいくら入ったのか、ごちゃごちゃになりました。
私は給料遅延の早期に産休に入ったため、キリよく全てもらうことができました(多分ね)。
”基本給”に関しては。
産休に入るにあたり、いくらくらい育休手当がつくのか計算しようとして給料明細を見ていた時に気づきました。
1年分の資格手当がねぇじゃねぇか!
月に2万の資格手当が入るはずだったのに、それがなかったんです。
フルタイムのパートだったから分かりにくかったのですが、てっきり上乗せされていると思いきや、単純に時給と勤務時間の掛け算だけだったのです。
そして労基に相談しました(得意技)。
そこではかなりたくさん労基とのやりとりをしたのですが、以下の二つがポイントだと教わりました。
- 契約書にしっかりと手当が明記されていたか
- 時効が存在するのでいつから未払いか
さて、冒頭で筆者も会社も情弱だと言いましたが、勘の良い読者様ならお気づきでしょう!
このポイント二つとも知らなかったのが筆者と会社双方です!
契約を書面で結んでいませんでした…
時効の存在なんて知らないよ!
契約書がなかった筆者がとった行動
今思えば契約書がない会社なんてあり得ません!
しかし当時はマミトラ直後で雇ってもらえるだけで嬉しくて余計な水は刺さないでおこうと思ったものです(涙)
契約書に資格手当が明記されていない(そもそも契約書がなく口約束のみ)だった場合。
そんな約束してないよ〜ん!
と言われれば泣き寝入りです。
なので、何かしら後からもわかる形で会社側がこの資格手当の存在を認めているという証拠を掴まなくてはいけませんでした。
そこで、筆者はあえて経営者と電話でなくLINEでこのようなやりとりをしました。
あの〜、
昨年4月から今年の3月までの資格手当(月2万)が振り込まれていないのですが…
経理に確認します。
(次のLINEで)確かに時給しか入ってませんね。
申し訳ありません。
今経営難で他の方は給料丸々お振込できていない状況です。
順にお支払いしますが分割でご対応願います。
おいおいおいおい!
ツッコミどころ満載だろ!!!!
って声が聞こえてきそうですが(笑)
ただ、ここで筆者の目標としていた”企業側が資格手当について認識している”という証拠は掴めました!
なのでここで糾弾はせずにそのまま終了!
このLINEのやりとりを労基に行き提出しました。
時効を過ぎてしまってももらえている理由
労基は従業員の大半が給料をもらえていないという危機的状況だったのですぐに介入してくれました。
そして私は分割で払うという企業側の意見を呑んだのですが…。
時効をとっくに過ぎた今でもまだ未払金は残っています(とほほ)。
でも、筆者は今とりあえず転職後で年収もかなり上がり、すぐにお金が必要という訳ではありません。
給料丸々振り込まれずに困っている元同僚が何人もいます。
なので、そちらの方達にお金を優先的に回してほしいと思います。
ただ、未払いのままも困るので、かなり期限はゆるくして請求して払ってもらっています。
時効が過ぎたのになぜ払ってもらえているのかって?
それは、企業側が時効の存在について知らないからです!
時効について私はまだ伝えていませんし、向こうが気づくまで言いません。
知ってしまったら当然払ってもらえないと思うので…汗
終わりに
ここまで私の体験記に付き合ってくださってありがとうございます。
Twitterでは、現在(R4.4.25)毎日一つ、ブラック企業でのビックリ発言についてツイートしています。
今回のブラック企業であるスポーツクラブの経営者の発言もありますので、もしよければそちらもご覧ください。
(このツイートは別の不採用になった病院の院長の発言です)
また、今回のスポーツクラブの倒産でかなりのスタッフが職業に困っているようです。
筆者は元々理学療法士だったのですぐに職も見つかり、収入もそれなりにしっかりありますが、難しい方もいるようですね。
仕事は人の人生を大きく変えるものなので、経営者には重々と人の未来を背負っていることを意識していただきたいです。
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