こんにちは!
ブログに来てくださってありがとうございます!
まず自己紹介を軽くしますね!
- 31歳で男の子二人のママ
- 理学療法士
- フルタイム勤務
- 転職回数6回
- 当初に比べて年収200万UP!
- 地方に嫁ぎワンオペ育児
- 労働トラブル相談士取得済
では、今回の記事ですが
辞めたいけど、どうやって切り出したら良いかわからない…
辞めるって言ってるのに上司が認めてくれない…
この疑問にお答えしていきます!
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公的な手当をしっかりと受け取りながらゆっくりと転職活動ができます!
こちらの記事を参考にしてください!
目次
結論
結論から申し上げますと、きちんと社内規定に則って退職を申し出た場合は会社は退職を認めざるを得ないので、しっかりと退職届を出して退職日を過ぎれば辞めてOKです。
会社は首根っこ掴んで出社させるわけにはいかないので辞められます!
いやいや、それはそうなんだけど…
そこまで持っていくにはどうしたらいいのよ?
あはは。そうですよねー。
口で言うのは簡単だけど、そうアッサリいけば苦労しないですよね(汗)
そこで!
筆者が辞める際に行ったことをご紹介します!
ちなみに、直近の転職はかなり揉めましたので反面教師にしてくださいね。
そもそも、退職するときの流れは?
そもそも退職の流れはどういったものなのでしょうか?
- 就業規則を確認する
- 就業規則に則った退職日を決める
- 直属の上司に退職日を告げる(退職願を出す)
- 退職願が受理されたら退職届を出す
- 退職日まで一生懸命働く(しっかりと引き継ぐ)
- 退職に伴い保険証や貸与品を返却する
一般的な流れとしてはこのような手順になります。
会社によってはフォーマットが決まっていたり、提出書類があらかじめ決められていたりしますので、上司に退職を申し出た際に確認が必要です。
書類の書き方については素人の私よりも詳しく書いてあるサイトがたくさんあるのでググってみてください!
しかし、筆者は”退職願”を出したことがありません!
正確に言うと、退職願が”受理”されたことがありません…
退職回数6回のうち、4.5回は円満に辞められたのでそもそも退職願を出さずにスムースにいきました。
(0.5と中途半端なのは、退職することに関してはスムースだったのですが、退職前後に残業代やパワハラで揉めたためスッキリとはいかなかったので半分スムースと言うことにしてあります。笑)
そして直近の退職は退職願を出したにもかかわらず受理されず、強引に退職届を出して辞めました。
退職を申し出た際に会社と揉めるポイントとは?
退職に関して揉めるポイントがいくつかあります。
- 就業規則に則らずに急に辞める
- 人手不足になるため職場から引き止められる
この2点で会社と揉めるパターンが多いと思われます。
①に関しては退職者側の落ち度です。
民法627条では”退職の2週間前まで”に申し出れば良いとなっておりますが、たいていの就業規則では1〜2ヶ月前に申し出ることになっている会社が多いです。
就業規則に書いてある期間は過ぎてしまったけど、法律では2週間前に言えばいいんだよね?と思われがちです。
しかし、実際に筆者が労働基準監督署(労基)に相談したところ以下のように回答を得ました。
裁判で就業規則を優先とする判決が出たことがあるので、いくら民法上は大丈夫でも就業規則に則った期間で退職することをお勧めします。
このとき筆者は確実に就業規則に則っていたので大丈夫でしたが、
辞めるって言った後気まずいし、2週間前にパッと言って辞めればいっか!
と考えている人は要注意ですよ!
②の人員不足を理由で揉めるケースは明らかに会社のエゴです。
実際に前回の転職で揉めたのがここでした。
引き継ぎもあるし、どうか次の人が決まるまでいてください!
↑こんなに高圧的ではありませんでしたけど(笑)
日本国憲法にて、職業選択の自由は認められています。
会社側の都合で退職を引き止めることは認められていません。
しかし、そのときの上司はかなりお世話になりましたし、結構下手に出て「お願いだから考え直して」と懇願されました。
このときは流石に心が痛かったです
実際に退職の3ヶ月前に退職願を上司に出しましたが、絶対に受け取ってくれませんでした。
でも私はどうしても転職したかったため、就業規則に則った退職2ヶ月前のその日に退職届を上司の机の上に置きました。
そのとき上司は泊まりで出張だったため不在でしたが、しっかりと日付を明記しておいておいたんです。
ちなみに、離職率が高く常に人材不足な会社でした。
理学療法士(機能訓練指導員)はそもそも一人なので人材不足も何もないのですが、介護士が常に不足していたため他職種でも辞められては困ったんですね。
離職率が高いとヤバめな職場であることは以前にこちらの記事で書かせてもらいました。
退職届を出した後にさらに揉めた筆者のケース
そして”無事?”に退職届を上司に出すことができたのですが…。
その後また一悶着起こります。
なんと、退職する月に退職届を出した施設長が本社に異動になり、副施設長が施設長に昇格したのです!
そしたら施設長にこう言われました。
施設長が変わったんだから、退職の話は振り出しに戻ってもう一度新しい施設長と話すのが筋だよ。
だから今月で辞めるなんてのは社会人としてあり得ないからね。
はぁぁぁぁぁーーーー!?
いや、自分で書いていて笑っちゃった(笑)
あり得ない話ですよね。
実際に次の職場は決まっているので、退職時期をずらして迷惑をかけるわけにもいきませんでした。
退職交渉の仕方
前項で施設長の交代に伴って退職の話が会社側の勝手な判断で初期化されてしまったわけですが、実際の退職交渉について体験談を書きます。
今回のケースは明らかに会社側の一方的な主張ですので、ここは第三者の中立的な立場を利用するのが一番だと考えました。
またまた登場してもらいます、労基です(笑)
前回相談したみんとです。
退職届受理後に施設長が変わったから退職の話は振り出しに戻るので、退職届に記載した日にちには辞められないと会社から言われたのですが、これは認められますか?
同じ会社ですよね?
施設長が変わったとしても退職届は有効なので、何を言われても辞められますよ。
…でしょうね(笑)
ちなみに余談なんですが、労基に相談するとどんなに些細な内容でも、その度に内容をしっかりとデータベースに控えてくれます。
なので一度相談して次にまた悩んだら他の職員さんでもわかるようになっているので安心して継続した相談ができますよ。
と言うことで…
退職届は有効で、施設長が変わったとしても辞められるとお墨付きを頂いたのです!
この相談の際に労基で実際に相談した担当者の名刺をいただきました。
そして翌日にその名刺を持って前施設長とNew施設長の元へいき、
『施設長が変わったとしても退職の話が振り出しに戻るなんてことはあり得ないと、労働基準監督署にいらっしゃるこの方にご助言いただきました。待遇面でも次の職場の方が優遇してくださるそうですし、迷惑をかけるわけにはいかないので、予定通り今月でやめさせていただきます。』
と伝えたのです。
この時に会社側に伝えるポイントは以下の通りです!
- 会社側に落ち度がある際は公的機関を利用する
- 次の職場に迷惑をかけたくないことを伝える
- 待遇面(給料以外の環境等含む)で次の職場の方が良いことをキッパリと伝える
そこで、こんな疑問もあるかと思います。
次の職場が決まってない場合はどうやって言えばいいの?
結構悩む方多いですよね…
次の職場が決まっていないけれど辞めたい場合はさらに言いにくいですよね。
筆者が思う一番良い交渉の仕方はこれに尽きると思っています。
- 退職の気持ちが変わらないことを初回で伝える
- 次の勤務先は関係なく辞めたい理由があることを伝える
- 心身共にリフレッシュして次の仕事を探したいと伝える
- 申し訳ないという態度を示す
例えば、このように伝えてみてはいかがでしょうか?
「皆様お忙しい中で大変申し訳ないのですが、〇〇月〇〇日をもちまして退職する意向です。」
ここで、次の勤務先等をわざわざこちらからいう必要はありません。
もし聞かれたら以下のように答えれば良いです。
そして引き止めたいという旨を上司から言われたら
「そのお気持ちはありがたいのですが、〇〇の理由で退職する意向は固まっております。次の仕事は今現在探しているところでして、ゆっくりと落ち着いて自分の能力を発揮できるところを探そうと思います。時期につきましても家族と相談して決定しておりますので、大変申し訳ないのですが、そのように手続きを進めたいと思います。」
筆者だったらこの文面を何度も言い回しを変えたりしながら繰り返して納得してもらうよう交渉します。
この場合のポイントは
- 時期は家族と相談して決まっていること
- 引き止めの気持ちが有難いことを伝える
- 申し訳ないと思っていることを伝える
これを押さえて退職の意向が揺るがないことを伝えましょう。
筆者の退職交渉後の体験談
労基の名詞の登場で、もうぐうの音も出ない状況になったため、辞めることができました。
なおかつ、機能訓練指導員が一人だっため次の職員がいないうちに辞めてしまうと加算が減るので有休消化は少しにしようかなーと思っていた優しい私は、この騒動で消えてしまいました(笑)
きっちりばっちり有休はフルで取らせていただきました!
そして、有休前に引き継ぎ書類を作成するのも全て時間外(残業)で申請しました!
この時間外申請についてもNew施設長からあり得ないパワハラ発言を頂いたのですが、それはまたの機会に…笑
また、今回の件もふくめて労働トラブルが多くて疲弊しており、正しい知識を着けようと思い労働トラブル相談士という資格を取りました。
労務関係や人事関係、ハラスメント対策相談窓口の係になった人などはこの記事も参考にしてみてください
管理職で労働トラブルについて学びたい方も明日使える知識が身に付きましたよ
退職を伝えるために費やした時間
ここで、今回の退職騒動にどのくらいの時間を費やしたのかを参考までに書きたいと思います。
以前このようなツイートをしたのですが、私は当時上司と何時から何時までやり取りをしたのか手帳に控えていました。
これは、何かあったときの証拠になるから、何をいつ話したのかを明確に記録しておいて損はないと思ったからです。
そして退職の相談を上司(前施設長・New施設長)とした面談時間が計10時間にも及ぶことがわかりました!
いやいや、8時間勤務だから丸一日以上費やしたことになってるやん!
しかも、そのうちのほとんどは時間外です。
あらかじめアポとって残業した時は残業代を申請しましたが、それは2時間分でした。
8時間サービス残業したのか…。
当時の給料を時給換算すると約1,800円だったので、14,400円も損したことになりますね〜。
さらに精神力も失いました…。
ちなみに、この騒動の期間ストレスで生理が止まってしまいました(泣)
転職しまくっている筆者でさえも退職は多大なるストレスです!
結婚とか止むを得ない事情の時はそうでもないのですが、純粋に職場を変えたい時の退職交渉は難航しやすいです。
やらなくて後悔したこと
しかし、最近知ったのですが、退職代行というサービスもあるのですね!
数ヶ月前に知りたかった…。
これを使えば即日退社できて、10時間ものサービス残業をしなくて済んだということですよね。
貴重な時間を無駄にしました…。
お金はかかると思いますが、私のようにサービス残業をしたり、生理が止まったりするくらいならプロに任せて円満退社できる方が良いと思います。
料金も私のサービス残業代くらいなもので、数日も不調をきたすくらいなら払っても良いかなと思える料金でした。
気になる方は下のリンクから各サービスをみてみてください!
また、今回私も思い知ったのですが、素人相手だと思ってあり得ないことをふっかけてくることがあります。
施設長が変わったから退職の話がチャラになるなんて、よく考えればあり得ませんが、そんなこと知らなくて呑んでしまったら退職できなかったかもしれません。
もし、退職できなくて困っていたら法律や労働のプロに聞くのが一番です。
退職代行についてはこちらからどうぞ!
↑医療職・介護職で女性職場なら女性特化のこちら
↑男性版もあります
出社せずに辞められますし、悩む時間も労力ももったいないと思います。
その退職交渉や精神的苦痛の時間は失われたらもう戻って来ません。
多少お金が掛かっても頼んだ方が人生有意義に過ごせると思います!
気になる方はぜひ問い合わせてみてください!
退職代行はクズとか非常識という言葉も聞かれますが、自分の人生を犠牲にするのは勿体無いと筆者は考えています。
転職6回、つまり退職5回も経験していますが、転職よりも退職を伝えることの方がハードルは高いです。
生理が止まったと書きましたがそれよりもさらにメンタル疾患になって仕舞えば今後の仕事や家族の役割にも響いてしまいます。
そのことを踏まえて自分の人生の貴重な時間を割くほどの職場ではないのであれば気持ちに素直になることをお勧めします。
最後に
仕事は人生でとても大切な要素であり、自分の労働力の安売りはしない方が良いです。
昇給を待つよりも転職して年収アップするのは一番手っ取り早いと筆者は考えています。
大好きなリベ大でも言われています(笑)
転職したいのに辞められないのは本当にストレスです。
私の体験が誰かの背中を押す後押しになれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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