こんにちは!
当ブログを見ていただきありがとうございます。
このブログは転職を6回繰り返した筆者の体験をまとめています。
子育て世代のセラピストが転職やスキルアップで今よりも働きやすく、かつ年収を上げて笑顔が増えれば良いなと思います。
結婚して子供ができたけど、奥さんなんだか将来が不安そう
今の職場にロールモデルになる人がいないから復帰後どうなるのかしら
このような悩みを持っているセラピストに向けて書いています
- 32歳理学療法士
- 転職6回経験
- 小児〜介護まで
- 急性期から生活期まで
- 一般企業と保険外も
- ほぼ全て経験しています!
- 2歳と5歳の男の子ママ
- ワンオペアウェイ育児
- 労働トラブル相談士
目次
この記事を読んでほしい人
今回の記事を読んでほしい方!
一つでも当てはまったら読んでみてください!
理学療法士(PT)は子育てと両立しやすい?
女性なら誰でも結婚や出産という大きなライフイベントにより働き方を考えざるを得ない場面に遭遇することがあると思います。
かく言う筆者も引っ越しを伴う結婚で退職してから、出産やらコロナやらで転職を繰り返しています。
その転職回数、なんと6回です(32歳2児のママ)。
そんな筆者が体験談を含めながら、子育てと両立しやすい職場を検討していきたいと思います。
結論 両立は全然可能!
結論から言うと両立は全然可能です!
現に私も実家に頼らずに夫婦ともに正規雇用(夫は不規則勤務夜勤あり)で働いています。
正規職員で働くこともできますし、当然ながらパート職員はもっと働きやすいです。
しかし、働く環境は考えないと大変かな?と思います。
私個人の体験と周囲のママPTの働き方をご紹介して今後のワークライフバランスの参考にしていただければと思います。
また、復帰予定ですがブランクに不安がある方は隙間で学べるこちらの記事も参考にしてみてください!
病院勤務の場合
独身時代と子なし夫婦時代は病院で勤務しておりました。
私の病院勤務に対しての印象は”残業ありきの職場”ということです。
しかし、データで見ると残業は医療業界も介護福祉業界も変わらず長くても1時間程度であることがわかります。
これは実際の現場とどのくらいの乖離があるのでしょうか?
実際にホワイト職場で残業が0のところもあれば毎日残業必須な場合もありますから、平均値のマジックの可能性も否めないような?
しかし、正規雇用で17:30までの勤務としても1時間残業あったら保育園のお迎えには間に合わないので、時間的には決して短くないですね。
サービス残業もあるでしょうし、このデータをどう捉えるかは読者の皆様に委ねます。
急性期病院の場合
実際に勤務していた急性期病院では残業2時間で帰れれば良い方でした。
独身でしたのでそれでも勤められましたし、残業代は全て支給されていたため、とても稼げました(笑)
しかし、子育てと両立するという面では絶対におすすめはできません。
実際に急性期病院で働いていたママのケースをご紹介します。
小学生二人のママのケース
小学生の男の子二人を育てていたママPTさんは敷地内同居でご自身の親と住んでいました。
勤務時間は片道30分ほどでしたが、夕飯から入浴まで同敷地の自分の実家で済ませてもらって、自分が帰ってやることは寝る前の宿題の面倒を見ることだけだったそうです。
なので平日はほとんど子供と過ごせないため、休日にたくさん関わるとのことでした。
土日休みの職場だったためそのような働き方でも子供と過ごす時間は確保できていたのかもしれません。
しかし、急性期病院は365日リハ実施のところも多いためこのケースはレアですよね。
もしかしたら現在はシフト制になっているかもしれませんし。
この病院では実家が至近距離にあり手助けをもらえるママしか働けないですね。
もしくはファミリーサポートセンターやシッター等の保育園や児童館ではないサービスの併用も考えないといけないかもしれません。
保育園に通う娘一人の妊婦ママ
このママは時短勤務をしていました。
9時ー16時で働いていたので保育園のお迎えも間に合っていました。
通勤距離もそこそこにあり片道40〜50分ほど。
第二子を妊娠中でしたので産休に入られましたが、復帰後はまた時短勤務されているそうです。
時短勤務ができなくなる頃には働けないかもな、とおっしゃっていました。
その時に備えてスキルアップして転職を狙うとのことです。
非常に知識のある優秀なPTさんだったのできっと今は素敵なところでご活躍されていることと思います。
以上が急性期病院に勤めていたママさんたちの紹介でした。
他にもママさんはいらっしゃったのですが、もう高校生や社会人のお子さんだったので割愛させて頂きます。
回復期病院(託児併設)の場
結婚して引っ越したので前述の急性期病院は退職いたしました。
そしてどうしても病院で働きたかった私は二つ隣の市の回復期病院に勤めることにしました。
セラピストは50名を超える大所帯の病院でした。
こちらではみんな同じような感じだったので、ケース別ではなくご紹介したいと思います。
そこも残業は当たり前でして、病院に併設している託児所に子供を預けながら働くママセラピストもいました。
託児が使えるのは19時までなのですが、子供を迎えに行ってから職場に戻り事務作業をしている光景は日常でした。
実際に月に一回のミーティングは20時を過ぎることもあり、ママセラピストはやむなく途中で帰る方もいました。
地方ということもあり夫婦どちらかの実家が近い方がほとんどなので、託児を使っていないセラピストは保育園や小学校が終わった後は自分達の親に子供を見てもらって働いていました。
病院勤務は子育てとの両立は難しいケースが多い
以上のことから、病院勤務(正規雇用)で子育てと両立するにはかなりハードルが高いように思います。
その理由はズバリただ一つ!
残業があり、夕方から夜にかけての子育てにマンパワーが必要だから!
親の手助けが日常的に得られる場合は両立できると思いますが、核家族での両立にはかなり大変かと思います。
また、私も長男が1歳の時に急性期病院での面接を受けましたが、かなりきついことを言われて不採用になりました(笑)
それはこちらの記事に書いてありますので興味のある方はご覧いただければ幸いです。
全ての病院が当てはまるわけではないと思いますが、3ヶ所の病院勤務を経験した私の周りのママさんのケースをご紹介しました。
施設勤務の場合
施設勤務の場合を書いていきたいと思います。
こちら個人的な感想になりますが、やはり”施設勤務の方が残業もない場合が多い”と思います。
もちろん全てがそうでは無いと思いますが、施設の選び方次第では残業がほとんどなく働ける印象です。
デイサービス・デイケア
こちらは日中のみ稼働の施設となっていますので、当然のように全ての職員が日勤です。
ということは、みんな定時がほぼ一緒になります。
なので働き方改革でよくありがちな『みなさん!定時ですよ!帰りましょー!』的な掛け声が管理者から聞こえてきます(笑)
実際に私もダブルワーク含めて3カ所のデイサービスに勤務しましたが、全てほとんど定時で帰ることができました。
実際に職場が定時でセキュリティをかけるスタイルだったため、家でできる作業は持ち帰ることもありましたが、ほぼほぼ子育てに影響はありませんでした。
強いて言えば、介護職が足りない日にフロア等の仕事を手伝って記録の時間が取れなかったりして昼休みを削ったりするくらいでした。
ただ、介護施設ということもありなかなか理学療法士の待遇が良くない場合もあります。
子育てとの両立と自分の価値との良いところで職場を決めると良いかなと思います。
入居施設
有料老人ホーム(特定施設)に勤めていた経験があります。
入居施設ですので、施設自体は24時間稼働しておりスタッフが働いている状態です。
私の場合は仕事があるとつい請け負ってしまいがちですので、ユニフォームに着替えようとした時に介護職員から「〇〇さんの居室環境見てくれませんか?」とか言われたりすることがありました。
また、常に誰かしら働いていると残業しやすい空気になっている場合があり、私は日中に記録を後回しにしてしまって結果的に自分のタスクが終わらずに残業することもありました。
↑これは自分の効率の悪さの結果ですが…。
そしてこちらでそうですが、介護職員の不足により、仕事はいくらでも増やそうと思えば増やせる状態です。
その結果、記録が後回しになるのも日常茶飯事でした。
夫が夜勤の際にどうしても子供を迎えにいかなければならない日以外は10〜20分の短い残業をすることが多かったです。
全ての入居施設がそうではないと思いますが、セラピストが一人で全施設を見ている一人職場も珍しくなく、自分の職域をどこまで広げるかが働きやすさの鍵になると思います。
ちなみに…こんなこともやってました(笑)
待遇に注意が必要
先ほども述べましたが、介護施設は待遇にも注意が必要です。
実際に私が遭遇したことは
- 給料が聞いていた値段と違う
- 人手が足りない時に介護職として働かなければいけなくなった
- セラピストとしての職域の理解が足りない人が多い
- リハに集中できる職場ではない
というような事件(?)でした。
リハに集中できなかったり、介護を手伝うことは、職員として利用者様に快適に過ごしていただくためには仕方ない部分もあると思います。
しかし、確実にリハ職がやることではない仕事まで振られて本業のリハに割く時間が足りなくなる、ということもありました。
また、リハ職への理解が足りない職場も多かったです。
そのような職場は介護士の力が強過ぎる印象でした。
どちらにせよ、見学をしっかり行って疑問点や働き方について詰めてから入職を決める方が良いでしょう。
ちなみに私は病院計3ヶ所、介護施設4ヶ所の勤務経験があります。
その経験上、介護施設と病院での理学療法士の立ち位置が異なっている印象を受けました。
筆者の選んだ選択
以上が私の主観的な理学療法士と子育ての両立の可能性についてです。
そんな私が今どんなところで働いていて、将来どうしたいか、という自分語りをします(笑)
現在はデイサービスに勤務しており、入職時にはかなり色々と交渉し子育てしやすくて待遇もそれなりに確保してもらえるようになりました。
また、地元では数カ所の事業所を近場に持っている会社のため、異動も今後有り得ます。
現に今、曜日により他の事業所で働いていたりします。
そんな柔軟な職場だから、今後のライフスタイルに合わせても働きやすくなるように交渉しながら勤めていきたいと思います。
そして将来はもっと子育て世代が働きやすくなる職場を目指して活動したいと思います。
今の職場での両立が不安な場合
各職場の雰囲気や業務量はそれぞれ異なりますが、今の職場で復帰が不安だったり復帰したけれど働きにくいという場合は早めに転職の情報収集をすることをおすすめします。
育休を取得している場合は原則、復帰しないといけないのですが、時短勤務などから始めてみてまず徐々に育児との両立を考えるのが良いでしょう。
すでに復帰したけれど仕事を辞めたいくらい両立に悩んでいる場合は転職活動を始めましょう。
簡単に取り組める転職活動はこちらです
- 気になる事業所のHPのチェック
- ネットで求人検索
- 転職エージェントの登録
①と②はネットで手軽にできるので育児の合間を見て転職活動できます。
③のエージェントへの登録は実際に使ったことのない人だとハードルが高いかもしれませんが、連絡してほしいタイミングなど最初の時点で伝えておけばしつこい電話は防げます。
また、LINEショートメールなどでのやりとりもできますので、こちらのペースに合わせて情報をくれますよ。
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詳しい転職エージェントの活用方法は以下の記事を参考にしてください!
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。
『先輩理学療法士さんの話」程度に読んでもらえたらと思って書きました。
- 病院勤務は核家族やマンパワーが少ない場合は両立が難しい
- 通所介護施設は定時で帰りやすく両立しやすい
- 居住介護施設は場所によって残業がありえる
- 介護施設で働く場合は待遇にも注意する
そして今の職場に少しでも不安があった場合は水面下での転職活動をすることをお勧めします。
働きたいママセラピストさんがより一層輝ける職場が増えることを願って、記事は終わりにしたいと思います。
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