こんにちは!
突然ですが、理学療法士の平均年収っていくらか知っていますか?
そして、あなたは何歳ですか?
まだ30代なら大丈夫!
えーっと。
何が大丈夫なの?
人生の帰路に立っています!
少し仕事について考えてみませんか?
もし、平均年収以下の30代であれば、ライフワークバランスと共に転職について考えてみることをオススメします!
- 31歳理学療法士
- 転職6回
- ブラック企業複数
- 一般企業も経験
- 2歳と5歳の男の子ママ
- ワンオペ育児
- 目標は起業
目次
30代の今がチャンス!
結論から言うと、30代で平均年収以下の方は、転職により大幅に年収アップが見込めます。
そして、40代50代になると厳しい市場になるため、30代のうちがチャンスです。
なぜ年齢によって変わるのか、年収の傾向とともに説明したいと思います!
また、6回転職している筆者の体験から、転職後の働き方についても30代が一番働きやすいと実感しています。
その経験についても書いていきたいと思います。
理学療法士の年収の平均値
理学療法士の平均年収はいくらでしょうか?
理学療法士の平均年収は、平均年齢33.9歳で約418.9万円です(残業代やボーナス含む)。男女別だと男性が438.3万円、女性が356.1万円となっています(作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士含む)。
※参考:厚生労働省『令和2年 資金構造基本統計調査(職種)
転職HACKS知らないと損する転職術より
あなたの年収と比較してどう思いますか?
男女差にもとても開きがありますね。
女性は非正規雇用が多いことも関係していると考えます。
また、大学教員は助教でも年収600万後半、教授になれば1,000万超えもありますので、教員の男女比率も関係しています。
私の出身大学での先生方もほとんど男性でした!
平均年齢は33.9歳と若いですよね。
セラピストの年齢分布を見てみましょう。
理学療法士も作業療法士も若手が多いことがわかります。
ちなみに一番山の大きな部分の年齢は26〜30歳です(男女とも)。
つまり、職域全体の年齢が若年層に寄っているため平均年齢は若く、ただ高年収なセラピストは高年齢であるため収入の平均値は高くなっていると考えられます。
年齢とともに年収は上がるのか
初めに断言します。
理学療法士の昇給についてはあまり期待できません。
先に述べたように、高年収(年収600〜)は教育関係だったり、一部の上場企業に勤めている場合に限ります。
また、セラピスト全体の年齢を考えて、現在20代30代のセラピストが将来50代過ぎた時に今のそのような高年収の職につける可能性は低いでしょう。
そして、自分が務める病院や施設で昇給により大幅に給料を上げるには昇進するなり管理職になるしかないでしょう。
昇給も見込めないんじゃ、平均年収を超えられないよ…
とほほ。
30代のうちに転職した方が良い理由
次に30代のうちに転職した方が良い理由を説明しますね。
- 求人数が豊富
- それなりに経験があり分野違いでも動きやすい
- 転職後の昇進モデルが考えやすい
- 生活スタイルの変化の時期と重なる
詳しく説明しますね!
求人数が豊富
これはそのままです!
事業所側も長く働いてほしいため、30代以下の人材募集が多い傾向にあります。
定年延長の流れがあり、65歳まで務める会社が普通だとしても若いうちの方が内定はもらいやすいです。
それなりに経験があり分野違いでも働きやすい
30代となると中堅と言われます。
たくさんの症例を見ており、それなりに経験値もある。
そうすると、例えば病院→介護施設に分野転換したときに、常にドクターや他職種と関われていた病院と違い、自分の判断で動かなければならないことが多々あります。
そのような場合は経験値がものをいうので、ある程度の経験年数や症例数はスキルとして必要です。
筆者も病院を3つ経験したのち、介護現場に転職しました。
転職後に病院ですぐにドクターに相談できたのは非常にありがたいと気づきました!
転職後の昇進モデルが考えやすい
これは転職後の事業所がどのようなところかにもよりますが、転職後の昇進を考えたら30代の転職が有利です。
仮に35歳で転職したとして、定年の65歳までは30年あります。
そのうちに部署内昇進や管理職、もしくは施設長と昇進していく可能性がありますよね。
50代では転職後に昇進を考えるのは難しくなりますが、30代であれば可能性は十分あります。
また、年収がベースアップしたのちに昇進が見えればさらに生涯年収は上がる見込みが高いですよね。
以下PTくん
よーし!
転職したら社長目指して昇進するぞ!
それは…起業した方がいいかも(汗)
生活スタイルの変化の時期と重なる
30代というと、結婚や出産というライフスタイルが大きく変わる時期です。
独身の頃は病院勤務で残業代ありきの収入だった。
しかし、子供が産まれてそのような働き方はできなくなり、かつ必要なお金は増えていく。
そんな時こそライフワークバランスの見直しをかねて転職活動も一つの選択肢になります。
40代以降の転職だとどうなるのか
逆に、40代以降の転職の場合を想定してみましょう。
40代以降になると転職やその後の働き方が難しいとされるいくつかの理由をお伝えします。
- 転職後に馴染みにくい
- 人間関係が複雑になる
- 別分野に移りにくい
- 年収アップの幅が小さい
あくまで仮説です。
40代以降は絶対に転職するな、と言うわけではないことをご了承ください。
では、説明していきます!
転職後に馴染みにくい
転職におけるリスクの一つに職場の環境が変わることが大きいと思います。
筆者も6回転職していますが、毎回毎回慣れるまではストレスです。
若いうちは多少の失敗をしても「いいよいいよ!」なんて許されやすいですが、そもそもベテランの転職となると周囲の目も厳しい可能性があります。
人間関係が複雑になる
転職後は誰でもその職場において新人です。
しかし、40代以降の新人って、他の若手スタッフからしたら少し扱いにくい可能性がありますよね。
役職者や管理職、マネージャーとしてなら多少の距離感があるのは良いことかもしれませんが、スタッフとして採用されたなら年下の先輩との人間関係の作り方は悩むポイントになりかねません。
新人は新人らしく教わることができれば良いのですが、いらないプライドが邪魔をすることもありますよね。
そうすると周りの元からいたスタッフに嫌煙されてしまいかねないので注意が必要です。
別分野に移りにくい
現職の分野を極めており、スキルアップでの転職であれば問題は少ないです。
しかし、別分野に転職する場合は転職後の分野に応じた勉強が必要になります。
40代50代でも転職するしないに関わらず、常に切磋琢磨する必要はありますが、前の職場に応じた働き方を身につけてからの分野違いへの転職はかなりキツイと思います。
以下は筆者の体験から感じることです。
分野が異なればある程度効率よく働ける用意なるまで最低でも3ヶ月くらいはしんどい時期がありました。
そのしんどさを仕事人生後半になってから乗り切るのは相当な精神力が必要と思われます。
年収アップの幅が小さい
そもそも、なぜ転職するのでしょうか?
人それぞれだと思います。
年収をあげるため、ライフワークバランス、心身ともに健康であるため……などでしょうか?
もし、年収アップ目的の転職だとしたら40代以降はすでに昇給も多少なりとも累積しており、転職後の最初の年収と大差ないという可能性も出てきます。
その後の昇給ペースやボーナス、休日数や残業の有無等トータルで考えて現職より良いならばアリだと思いますが、年収のみで考えると40代以降の転職のうまみは少ないと考えます。
31歳の転職で年収150万UP(体験談)
筆者は昨年度の転職で年収を150万円アップさせました。
職域は全て介護施設です。
最初の職場はハローワークの求人を見て応募し内定をもらいました。
しかし、そこはハローワークの記載と異なる職務内容でした。
↑このツイートの会社です。
ちなみにこの発言をされたのは私ではなく介護士さんでしたが…。
そして転職活動を始めて年収の変化は以下のとおりになりました。
31歳の私が1年間で2回転職した時の年収推移
前々職 280万
↓
前職 360万(+80万)
↓
現在 430万円(+70万)
そもそもの年収がとても低いのはブラック企業だったから(笑)
それを除いても2回大幅年収アップの転職に成功しています。
そして女性のみならず全体での平均賃金も超えそうなところまで年収をあげることに成功しました。
ちなみに今は残業ゼロのホワイト企業です!
このように、最初の年収が低ければ低いほど大幅アップも見込めます。
今の生活を切り詰めて30代を過ごすよりもいっそ思い切った方が良い結果もありますよ!
効率よく転職活動するには
ここまで、30代のうちに転職活動をしてみてはどうでしょうか、というお話をさせていただきました。
とは言ってもハローワークとか行く時間ないよ。
心配ご無用!
転職活動を始めましょう!と言われて、すぐにハローワークに行く必要はありません。
今のご時世、最初からアナログに通う人なんていないとは思いますが(笑)
ネットで求人案件を探し始めるのも良いですが、なかなかそんな暇もないと思います。
筆者も実際に6回転職していますが、そのほとんどが働きながらの転職でした。
時間のない中で転職を成功させるには効率的に転職活動をする必要があります。
オススメは転職エージェントを利用することです。
エージェントを利用することで得られるメリットは以下の4つです。
- 完全無料で利用できる
- 自分に合った求人を探してくれる
- 条件を伝えておくとリアルタイムな求人情報もくれる
- 職場との条件交渉を代行してくれる
お金かからないし、自分に代わって求人探してくれるし、使わない手はないと思いませんか?
ちなみに、エージェントを利用する際のさらなる上級なやり方はこちらに書いてあります。
転職エージェントの登録はこちらから!
東京・神奈川・埼玉・千葉にお住まいのセラピスト様は以下のサイトがおすすめ!
ちなみにエージェントは複数登録可能です!
終わりに
30代というのはライフワークバランス的に一番仕事における負担は大きい時期。
中堅と呼ばれる年代になり、後輩の育成やリーダーシップを求められることも多いと思います。
しかし、家庭環境も結婚や家族が増えたり、独身であればさらなるスキルアップに目覚めたりとかなり取り巻く環境に個人差が出てくる年代。
筆者が何度もブログ記事の中で申しているように「自分の貴重な時間を割いて産み出した労働力を安売りすることは非常にもったいない」ということをここまで読んでくださった読者の方に伝えたいです。
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