こんにちは。
YouTubeを見てさまざまな勉強をしている方も多いと思います。
家にテレビはないけど、スマホやタブレットでYouTubeを見ているという方もいらっしゃいますよね。
そのくらい全世界的にYouTubeが広まっている中で、お子さんに見せているという方も多いのではないでしょうか?
私は4歳と1歳の男の子二人を育てているのですが、今現在子供に一切YouTubeを見せていません。
そんな我が家の子育て事情とその様子について書いていきたいと思います。
目次
子供にYouTubeを見せている家庭はどれくらい?
子どもにYouTubeを見せている親御さんはどれくらいいるのでしょうか?
割と多くのご家庭がお子さんにYouTubeを見せているそうです。
こちらの調査によると早ければ1歳前後からYouTubeを見せ始めているご家庭や、休日は6時間も見せているご家庭があるそうです。
また、学研の小学生白書によると小学生の4人に一人は”ほぼ毎日”見ているそうです。
この結果から、幼少期からYouTubeに触れていたり、小学生ではすでに動画を日常的に見ているという現代社会の背景が伺えます。
実際に筆者は31歳ですが、当然のように小学生の頃にケータイ(しかもガラケー)なんてないです。
そしてパソコンも一人一台の時代ではなかったので、家に一台デスクトップパソコンがあり、よほどのことがなければ触ることはありませんでした。
しかし、現代はかなりネット環境が普及しました。
家にWi-Fiが飛んでない家なんてありませんよね^^;
日常で常にネットと触れ合う機会が多い生活スタイルになっています。
幼少期からこのような状態になれている子どもたちは今後どうなるのでしょう?
子供とメディアの正しい関わり方とは?
日本小児科学会でのメディアに対する指針は以下のようになっています。
2歳まではテレビ等は控えましょう
- 授乳中はテレビなどを消し、ゆったりと赤ちゃんに向き合いましょう
- 赤ちゃんの声に対して積極的に話しかけて反応してあげましょう
- 2歳までの子どもにテレビ、スマホ、タブレットなどを見せることは控えることをおすすめします
赤ちゃんや子どもにメディアが与える悪影響について
- むずがる赤ちゃんにスマホを見せると育ちを歪める可能性があります
- メディア機器接触時間により家族のふれあいの時間が減ります
- 親がスマホに夢中だと赤ちゃんの興味や関心を無視してしまったり、安全に配慮できない場合があります
- 視力の発達を妨げます
- 身体機能や運動能力の発達を妨げます
メディア漬けの5つの提言
- 2歳まではテレビやDVDの視聴を控えましょう
- 授乳中、食事中のテレビやDVDの視聴はやめましょう
- 全てのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えます
- 子ども部屋にはテレビ、DVDプレーヤー、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう
- 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう
※ここでいうメディアとはテレビ、DVD、電子ゲーム、ケータイ、スマートフォン、タブレット端末などの電子映像メディア機器を指します。
以上のように書いたリーフレットが保健所などに置いてあります。
このリーフレットです。
保健所とかのポスターにも貼ってあったりしますので子育て中の方は一度は見たことありませんか?
理想と現実
しかし、前述した実際にメディアを見せているご家庭の多さと実際に啓発しているメディアとの付き合い方にはかなり開きがあるように感じます。
実際に核家族で育児と家事に手が足りない時には少し静かにしていてくれるテレビやYouTubeを見せている方が確かに楽になると思います。
お母さんと一緒が始まる16時台にどれくらい助けられたお母さんがいるのか、計り知れないと思います(笑)
理想と現実のギャップを感じますね。
ネット依存になるとどうなるの?
WHOは”ゲーム依存”を疾病に追加しました。
それ以外のインターネット依存についても検討は進んでいます。
疾病に認定しているということは、一度依存症になるとなかなか完治というか、うまく付き合うのは大変なようです。
ネット依存になると、勉強に手付かずになったり、家族との時間が減ったり、課金している場合は親のお金を勝手に取るということがあり得ると思います。
また、視力障害や運動不足による二次障害もあり得ます。
YouTube一切なしの我が家の状況
我が家ですが、そもそも私が最近までYouTubeもテレビも全く興味のない人だったので、子どもにもYouTubeを見せないで育てています。
YouTubeを一度見せたら見たくなってしまうことが目に見えているのでとりあえず幼稚園の友達や学校の友達と話が噛み合わなくて困る…という状況になるまではYouTubeは見せないで育てたいと思っています。
子どもとの関わり方
YouTubeを見せないで一日子どもたちと過ごす我が家の状況を説明します。
テレビやYouTubeを見せないと家の中がシーンとしてしまうので、ワールドワイドキッズのCDや育脳クラシックを常に流していました。
次男が生まれてからはなんだか同じ曲ばかりなのが辛くなってApple Musicで英語の動揺を流しています。
もしくはクラシックやカフェミュージックなど、自分のテンションが上がる音楽を流して過ごしています。
補足ですが、テレビは幼稚園でお預かりの時間に見ています。
また、土日はEテレのゴールデンタイム(幼児向け番組)のみ見せています。
テレビの時間以外は室内遊びはブロックや読み聞かせをおこなって過ごせばおとなしい方です。
激しい方はベッドでアンパンマンごっこや恐竜ごっこをやんちゃな未就学児の男の子二人とやっています。
子どもの様子
我が家はそんな感じでメディアと適切に距離を置いて生活しております。
そんな我が家は男の子でも言葉が早くいと思います。
あとは家の中でも体をたくさん動かしているからか、走るのも早いです。
ただ、遺伝的要素やその他の環境要因もあるのでこれらは参考までに。
そして発達以外では、家族が楽しくみんな笑顔で遊ぶ時間が共働きフルタイム夫婦にしては、しっかりと取れているような印象です。
どうしてもマミーギルト(母親が働く罪悪感)があるのですが、家にいる時間にしっかりと子どもと触れ合うことで、その感情も薄れています。
子供見せているメディア
最近になってついにこどもちゃれんじでデジタルワークに取り組みたいとの話があったので、サンタさんにタブレット端末をもらった長男。
タブレットはご飯の時間以外の30分と決めています。
そうすると、園で1時間Eテレを見て、家で30分のタブレットで2時間以内という目安は守れています。
メディア(YouTube)に頼りたい時どう乗り切るか
どうしてもワンオペ二人育児の時とかに手が足りなくて大人しくしてくれるなら…とついにYouTubeをを見せてしまいたくなる時ももちろんあります。
そんな時にどうやって対処してきたかご紹介します。
- 部屋や場所を変えて遊ぶことを提案してみる
- いざという時の本を隠しておいて(新品)、YouTubeの代わりに渡す
- ブロックや集中力を伴う遊びを提案する
- まだトータルメディア時間が2時間以内であればワールドワイドキッズのDVDを流す(1本30分)
このような形で乗り切っていました…。
特におもちゃや絵本を新品でどこか気づかれないところにおいておいて、いざ機嫌が悪かったり、手が離せない時に私て集中して遊んでもらう、という手法はかなり昔からやっています。
ワールドワイドキッズのDVDは1本30分とわかりやすいですし、何度も見ていて子どもたちも飽き気味なのでメディア時間がコントロールしやすいです。
結論
メディアに関して、とりわけYouTubeについて書いてみました。
YouTubeは特に楽しい動画も多いし子どもむけのチャンネルがいつでもみられるということでかなり手軽に育児に取り入れる方も多いのではないでしょうか?
正直、1日2時間なんてあっという間に終わってしまいます。
ご飯の時にテレビを見ないようにしただけでも家族の雰囲気が良くなったため、なかなかYouTubeやメディアにどっぷりと浸かっている親御さんはご飯の時だけでもテレビを消す癖を