こんにちは!
当ブログに来てくださりありがとうございます。
今回のテーマは「子育て中の働き方のマナー」について話したいと思います。
私は現在フルタイム正社員で勤務しています。
しかしこの地位(?)を勝ち取るまでに様々な戦いがありました。
今度2回目の産休に入る人、入社してすぐに産休、今度は復帰してすぐ産休。迷惑なんだよね。
採用しても良いのですが、新婚の女性で今後のライフスタイルも変わるかもしれないので非常勤という形になります。
(常勤の募集だった)
え?実家遠いの?子供体調崩したらどうするの?
ご主人が休めない時平気で仕事に穴あけるんでしょ?
子供いるとそれがあるからねー。
せめて実家近ければいいけどさ。
(からの不採用)
これ私の実話ですよ?
思い出しても腹が立ちますね!
そりゃ少子化になるなと思います。
男女雇用機会均等法に基けば上記のようなことはあってはならないのですが、現実には子育て女性に対しての理解は少ないなと思うことが多いです。
そして男性の育休が増えてきていますので、子育て中の働き方の問題はもはや女性のみではありません。
ましてや一度子育てや結婚で離職するとその風当たりはさらに強くなります。
性別や家庭環境を理由に不採用にしてはいけないのですが、そんなものは「能力不足」と言われてしまえば反論できません。
話が逸れてしまいましたので、採用や労働闘争に関してはこの辺にしておきます。
ここで考えてほしいことがあります。
実際に働く子育て世帯への風当たりが厳しいのは、ただ単に世間(主に上司や中高年)が理解不足なだけなのでしょうか?
実際に子育てをしながら働いている私たちになんの非もないと言い切れるのでしょうか?
実際に”子持ち様”という言葉を使う人がいるように、子供がいるからと何か配慮してもらって当然、と考えている人が少数ではあると思いますがいるような印象です。
実際に”子持ち様”のエピソードが職場で聞かれることもしばしばあります。
子育てしながら働くにあたり職場に理解を求めたいのであれば、子育て世帯も組織の一員として理解するべき背景があると思います。
今回はそんな思いから、働く子育て世帯のパパママに向けての啓発記事を書きます。
- 転職6回
- 理学療法士
- ブラック企業複数経験
- 2歳と5歳の男の子ママ
- 実家遠方ワンオペ育児
- 労働トラブル相談士取得
- 現在他の資格試験勉強中
目次
この記事を読んでほしい人
この記事を読んでいただきたい方
当てはまる場合はぜひ読んでみてください!
最低限これらは守ろう!
子育てをしながら働くのは非常に大変なことです。
筆者も2歳と5歳のイヤイヤ期×自己主張期の男の子二人と格闘しながら必死に働いています。
ただし、それはあくまでも個人の問題。
職場という組織に属している以上は職場のルールや社会人のマナーに則らなければならないのはいうまでもありません。
子供が体調を崩してどうしても休んだり早退をしなければならないことは致し方ないですが、その分の埋め合わせは誰かがやってくれているという認識をもたなければ”子持ち様”になってしまいます。
そこで、職場と良好な関係を築くために心がけたいポイントをあげます。
- お礼や謝罪は忘れない
- 勤務時間中は勤務に集中する
- 進捗は常にわかるようにしておく
- 報連相はスピーディに
- 子持ち同士でつるみすぎない
- 子供の話題ばかり出さない
- 求められた成果以上のものを心がける
- 助け合いの精神を忘れない
具体的に解説
ここでわかりやすいエピソードを私のママ友が話してくれたので、そちらをもとに解説していきたいと思います!
友人Sちゃんに登場していただきます!
Sちゃーん、よろしくー!
オッケー!任せて!
あれは独身の頃でした…
今思い出しても腹が立ちます
薬局で事務のパートをしていた際に子育て中の正社員が、どんなに仕事が残っていても「子供がいるから」とパートの私に押し付けて帰ってしまいました。
勤務時間中にしっかりと終わらせようとして頑張った結果終わらないのであれば、独身の私が残業しても何も思いませんが、明らかに雑談が多くて真面目にやっている印象がない…。
今は別の職場で働いていますが、その時の記憶が強すぎて子育てしながら正社員をやると独身の子に迷惑がかかりそうで踏み切れずに、正社員よりも仕事や責任感が少ないパートをずっと続けています。
Sちゃん、エピソード語ってくれてありがとう!
この話なのですが、どう思いますか?
もちろん、Sちゃんの一方的な話しか聞いていないので真相や事実確認は分かりません。
しかし、Sちゃんからみたらこの正社員の働き方には確実に疑問があったようですね。
こうなると職場で子育てへの理解を求めるのは難しいような気がします。
先ほどの気をつけたいポイントと合わせて解説していきます!
お礼や謝罪は忘れない
これは社会人として、人間として当たり前ですが、お互い気持ちよく働くためには感謝の言葉や、理由はどうであれ迷惑をかけてしまったことの謝罪は欠かせません。
中には…
子供育ててるんだから当然休んでも良いし、穴埋めは会社の他の人の仕事よね。
こんな極端な例はないとは思いますが…。
先ほどのエピソードでも、「子育てしてるんだから、仕事があっても帰って当たり前」という雰囲気を出してしまっていたのが問題のようですね。
勤務時間中は勤務に集中する
こちらはSちゃんが語ってくれている通りです。
子育て中は急に園から呼び出されたり、朝から具合が悪ければ一日おやすみすることも日常茶飯事。
どんな仕事でも、よっぽどの社内ニートでない限り(それはそれで問題なのだけれども)誰か急にいなくなるとその穴埋めをしなければなりません。
普段から頑張っている人がどうしようもなくて休んだり早退する場合は、他のスタッフも大変ではあるけれども穴埋めを頑張ってくれるでしょう。
しかし、普段からサボっている人が休んだ場合は残っているスタッフはいい気がしませんよね。
どうしても働けない時があるので、働ける時に一生懸命頑張る姿勢が大切です。
進捗は常にわかるようにしておく
いざ休まなければならなくなった時に、同僚やお客様に迷惑をかけないように自分の仕事の進捗をわかるようにしておく必要があります。
自分だけがしっかり把握していても、すぐに誰かに分かりやすく伝えられれば問題はありませんが、関わっている仕事の期日が近かったり複雑だったりする場合はしっかりとメモやノート、共有フォルダにまとめておくなどすると申し送りがスムースでしょう。
報連相はスピーディに
上の進捗をわかるようにしておく、と似ていますが報連相をこまめに普段から行うことも進捗の把握やスタッフ間でのコミュニケーションに大切な心がけです。
特に何か悩んでいることがあれば相談しておくと、いざ急に自分が休みになった時に代わりに別のスタッフが取り掛からなければならない仕事でもトラブルを少なくできる可能性があります。
子持ち同士でつるみすぎない
こちら職場の男女比や年齢層にもよると思いますがSちゃんのエピソードから感じることです。
独身や子育て卒業世代、いろいろな年代の方と一緒に働いている場合は気をつけたほうが良いことが、コミュニケーションをとる人が偏ってしまうと徐々に人間関係に溝が生まれる可能性があります。
子育て世代は話題が同じような仲間と過ごすのはもちろん楽しいです。
しかし、あまりにも似たような境遇のスタッフ同士と仲良くしすぎると、職場の人間関係が偏ってしまいます。
一緒に仕事をしていく上で満遍なくコミュニケーションを取ると仕事もスムースに進みます。
こどもの話題ばかり出さない
独身や夫婦のみの世帯の方に子供の話ばかりを振るとあまり良い気がしない場合もあります。
もちろん、「可愛いですねー!」とかその場で言ってはくれるものの、本心ではどう思っているかわからないことも。
雑談力や傾聴力で相手に合わせた話題の振り方も日本人のコミュニケーションでは必須かもしれません。
雑談力を上げるのにおすすめの書籍を載せますね。
気になる方は読んでみてください!
求められた成果以上のものを目指して頑張る
こちらは、Sちゃんのエピソードでも出てきたように「真面目に働いている気がしない」と思われないように、常に向上心を持って働く姿勢が大切だということです。
時短勤務の職員が時間内に仕事を終わらせるのが大変という話は聞きますが、フルタイム勤務で時間があるからといってその時間の中で効率的に働く姿勢は全員に共通して持っているべきだと思います。
「腰掛けOL」という言葉は死語かもしれませんが、社会には一定数ワーママを「お小遣い程度に働いているんでしょ」とみている管理職もいます。
確かに自分の自由になるお金を増やそうとしているのはありますよ!
働いて得たお金を何に使おうとこちらの勝手です。
問題なのは「お小遣いのためにテキトーに働いている」と思われる風習なのです。
会社に雇われて働いている以上は自分の賃金以上に成果を上げなければ、会社は潰れてしまいます。
その意識があるのかないのかは普段の働き方からわかると思いますので、雇われている以上は自分の能力を最大限発揮する努力は必要だと思います。
助け合いの精神を忘れない
当たり前なのですが、自分が助けてもらうからには、誰かスタッフが困っていたら助ける姿勢がなければ人間関係は破綻してしまいます。
普段からコミュニケーションを密にとって「急に休んだ時にご迷惑をかけている分、何かできることがあれば手伝います」等の言葉かけは普段から大切にしましょう。
自分達の働き方が後輩の道を閉ざすかもしれない
以上、個人的に自分も含めて子育て世帯のパパやママに気をつけてほしい働き方のポイントでした!
良い話よりも悪い話の方が広まりやすく、一度管理職や職場の同僚に「子持ちってめんどくさい」と思われてしまうと、後輩たちが子育てしながら働こうと思っても心理的なバリアになってしまうかもしれません。
世間の声はかなり子育てや女性の社会進出に肯定的なってきていますが、当の本人たちがその非常識な働き方をしてしまって、もとも子もありません。
自分の考えを押し付けない!
さらに気をつけたいこと。
それは各家庭環境は異なるという大前提を忘れない、ということ。
- 夫が育休を取ればいい
- 実家に頼ればいい
- 仕事を変えればいい
- そんなんだったら子供を産むな
- 両立できないなら仕事をやめろ
- などなど…
特にSNS上ではさまざまな意見が飛び交っています。
多様性が言及され始めて広まりつつありますが、そもそも家庭環境なんて千差万別です。
それぞれの夫婦が自分達にあった生活の仕方を考えれば良いこと。
一面しか知らない他人の考えに振り回される必要はないんです。
専業主婦VS兼業主婦
時短勤務・パートVSフルタイム
そんなの不毛な争いですよね…。
お互いが働きやすくなるようにするためには、自分の価値観を他の家族に押し付けることは、あまり良くありません。
最新のマナーを手軽に学ぶ方法
個人的に大好きで子供の頃から母親が使っていた通販なのですが、こちらのマナーを学ぶものがとても手軽で楽しく学べたので少しご紹介させてください。
通販はこちらです
毎月定期で届くものなのですが、こちらのマナーブックは最新のマナーについて触れています。
葬儀でのマスクは何色が良いのか、言われてみればわからないことも学べたり、自分の性格に合ったマナーや言葉掛けのやり方と改善策が載っていました!
5回分の写真を撮りました。
私が受講していたのは6回のプログラムだったのですが、今は12回のプログラムになっているようです。
一月あたりは1,760円でマナーが学べますので、気になる方は見てみてください!
他にも服とか掃除用品とかもとても良いものたくさんありますので!
終わりに
長長と書いてきましたが、結局は当たり前のことばかりだったと思います。
しかし、子供を育てているとその当たり前も忘れてしまうほど大変だったりします。
結局は身近に相談できたり、心から楽しい時間でリフレッシュしたりしないと心身ともに疲れてしまって、周りへの配慮なんてできたもんじゃないですよね。
まず大切なのは自分の心なので無理せず家族も自分もハッピーになる働き方が見つかると良いと思います。
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